海外で仕事中とのことですが、どこの国ですか？欧米先進国とアジア（中国）・南米他ではぜんぜん条件が異なります。
まずこの辺が認識不足で、相手（回答者）への配慮不足。
企業の面接ならここで不採用＝失格です。
私は海外生活２０年ですが、海外就業の基本原則を述べます。
１．一番いい条件は日本より派遣される企業の駐在員です。
日本で正社員として入社し、５－１０年経験を積んで駐在。
日系企業で働く以上は日本でのビジネス経験は不可欠です。
それと社内人脈がないと海外の仕事はできません。
待遇も住居＋現地手当て込みで優雅な生活ができますし、 帰国後の保証もあり、駐在員経験は昇進にプラス。
２．二番目は現地にある多国籍企業。
欧米なら本社があります。
（最近は中国、台湾、韓国大手企業も同様の状況） 日本にも支社（現地法人）があり、日本人は重宝されます。
給与など条件もそこそこいいです。
但し、仕事はハードで、 英語＋現地語はビジネス・レベルで必須。
できれば専門も。
現地の大学を卒業した日本人向けコース。
うまくいけば 昇進して日本法人の社長として帰国できます。
３．三番目は日本から来た現地採用の日本人。
現地企業に 入るか、現地の日系企業に入るかで若干立場が異なります。
日本での職務経験があり、ビジネス・レベルの現地語ができれば 現地企業で活躍することは可能ですし、取引先が日系企業なら 日系担当として重宝され、部長までは昇進可能。
４．四番目は日本から来た現地採用の日本人で現地日系企業。
日本での職務経験のよって待遇は異なりますが、期待されて いるのはあくまでの駐在員のアシストと現地採用スタッフの繋ぎ。
権限は一切ありませんし待遇も現地社員並み。
どんなに 頑張っても課長止まりで日本本社への転勤はありません。
（日本の厚生年金、医療保険などの社会保険もなし） 一言でいうと、使い捨て、です。
さて、あなたは上記１－４のどのポジションに該当しますか？文面から判断して３か４だと思われますが、日本に生活基盤がないので、将来（40才以降）相当厳しい生活となります。
まだ20台の若さなら、一旦日本に戻り日本で職務経験を積むか、現地で頑張るなら再度現地校でしっかり専門を勉強しなおすか、いずれにしても相当の努力が必要です。
海外での就業はそう簡単なことではありません。